北海道の知床半島沖で観光船「KAZU1」が沈没し、運航会社『知床遊覧船』の社長、桂田精一社長が土下座をして謝罪しました。
事故は2022年4月23日に発生し、2週間たった現在、14人が死亡、12人が不明まま。
本当にいたましい事故となっています。
「土下座したから許されるものではない!」と非難の声が集まるともに、桂田社長がどんな人物なのかにも注目が集まっています。
かなりデタらめな人物で、ブラックな経営をしていたというウワサも多々あるよう…
そこで桂田精一社長の学歴や経歴について調べてみました。
桂田精一のプロフィール
桂田精一社長のプロフィールはこちらになります。
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- 名前:桂田 精一(かつらだ せいいち)
- 生年月日:1963年6月29日
- 年齢:58歳(2022年5月現在)
- 出身高校:網走南ヶ丘高校卒業
- 出身大学:茨城県工業技術センター 窯業指導所(現:茨城県立笠間陶芸大学校)
桂田精一の出身高校
桂田精一社長の出身高校は網走南ヶ丘高校となります。
網走南ヶ丘高校の出身者はカーリングの吉田知那美さんがおられます。
2月のオリンピックでは銀メダルを取ったり、モグモグタイムでも有名な選手。
吉田知那美さんについてはこちらをご覧下さい。
![](https://nakano-ipc.jp/wp-content/uploads/2022/02/吉田知那美-320x180.jpg)
桂田精一の出身大学
桂田精一社長の出身大学は『茨城県立笠間陶芸大学校』(正式名称:茨城県工業技術センター笠間陶芸大学校)です。
もともとは茨城県窯業指導所としてスタートした学校で、多く御陶芸家を輩出しています。
桂田精一社長もこの茨城県立笠間陶芸大学校で陶芸の技術を身につけ、卒業後は陶芸家として活動していました。
有名デパートで個展を開くほどの実力と知名度があったとのこと。
大学で陶芸についてはしっかり学んだようですが、経営の知識は全くなかったようですね。
父親のホテルを急に継ぐことになったので、経営のことは分からずに突然、経営者になってしまったということになります。
桂田精一の経歴
陶芸家だった桂田精一社長は父親からホテル経営を任されて社長となっています。
陶芸家のためホテル経営はしたことがなかったみたいで、しれとこ村のコンサルをしている小山昇さんからは『素人』と言われるほど。
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しれとこ村の桂田社長は、陶芸家で、東京のデパートで何回も個展を行なっていた。ホテルのアッチこっちに陶器が置かれていて違和感があった。3歳から、絵を描いていた。突然、ホテル経営を任されたから経営はど素人です。感性が良いから、結果が出る。観光船と桟橋は、社長になってから買い取った。
桂田精一社長は4つのホテルを経営しています。
- 世界自然遺産の宿しれとこ村
- 流氷と温泉の宿 海に桂田
- ホテル地の涯
- SIRETOKO HOTEL HANARE
そして、『しれとこ村』の経営コンサルタントをしている小山昇さんの助言があり、『知床遊覧船』を買い取ってます。
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2017年夏、私は妻と世界遺産の知床に行きました。
宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道、旅館業)。いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。
運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。
知床観光船が売り出されたとき、私は、
「値切ってはダメ! 言い値で買いなさい」
と指導した。出典元:DIAMOND online
北海道新聞に掲載されていたのですが、2016年10月に知床遊覧船を買収しています。
上記の小山昇さんのコメントでは2017年以降に買い取った感じに見えますが・・・。
いずれにしても6,7年前に知床遊覧船を購入したことには間違えなさそうです。
帝国データバンクによると、桂田氏が知床遊覧船を引き継いだ16年10月期の売上高は6200万円だったが、コロナ禍の20年、21年は4千万円に減少。
出典元:北海道新聞
6,200万円~4,000万円の売上って結構あるのですね。
桂田精一の気になる年収
桂田精一社長の年収は調べたところ分かりませんでした。
桂田精一社長は、今回の事故を起こした『知床遊覧船』の他に、4つ宿泊施設を経営しています。
また、他にも加工製品製造会社や土産物販売店なども経営しているとの情報です。
具体的な年収額はわかりませんでしたが、これだけの会社や施設を経営しているとなると、相当な年収を稼いでいて、かなりの資産家と思われます。
・・・ですが、桂田精一社長は、実は借金まみれだという話もあります。
もともと経営の手腕がないうえに、金にだらしなかったそうで、多額の借金があったよう。
それが理由で前妻と離婚したと言われています。
再婚後、事業を拡大しても上手くいかず、銀行からお金を借りられないほど借金が増えていたようですから、稼いだお金は借金の返済に消えているのかもしれません。
『知床遊覧船』の経営状況も厳しく、必死で売り上げを伸ばそうとしていたそうです。